• 丸山正雄プロデューサーのコラム「マルジイのメッケ!」
  • 制作進行・石井の『DAYS』な日々
  • 文芸・イシノのアニメ『うしとら』こぼれ話
  • 片渕須直監督コラム「すずさんの日々とともに」
  • スクラップブック
制作進行・石井の『DAYS』な日々

原作でもファンの多い桜高戦、ついに開始です!
激しいアクションとカメラワークがピリリと光る話数でしたね。
この2点のクオリティを担ってくれているのは何といっても撮影です!

ということで今回は撮影班にお邪魔しました。
「絵」が完成した後に、さらに画面をよくするために
絵で表現できない光やカメラワークを付けてくださる、撮影班。
その作業は画面全体、作品全体を見てゆく必要があり、非常に繊細な技術が必要です。

集中してPCをカタカタカタ。
やっぱり試合のシーンは大変なのかな……
そこで撮監のKさんの画面を……チラリ。

……あれ?
試合のシーンじゃありませんよ?

こちら、水樹が体躯教官室の棚にあるレトルトカレーを手に持つシーンです。
写真ではちょっと見えにくいかもしれませんが、こちら、一枚一枚パッケージのデザインを張り込んでいるのです。かなり手間のかかる作業です。

確かにもとのイラストはカレーのパッケージがありません。
それが本編だと……ここからは実際の映像でご確認ください(再放送もありますよ!)。

「こういうところこそ気が抜けないんだよ」とKさんは言います。
サッカーの試合のように、派手なシーンではありません。でも、このような日常のシーンを気を抜かずに作りこむことで、キャラがたしかにその世界で生きていると感じられるのです。
ひとつひとつのシーンにかける思いはどのセクションでも同じなんだなぁと、Kさんの話を聞いて、あらためて痛感しました!

さて、次回は初めから終わりまで試合、試合、試合です。
是非お見逃しなく~。

次回につづく!

2016年9月2日